【E10 タンク型機関車の話】
むかーーーしむかし。2年ほど、人吉機関区に配属されておったそーぢゃ。勾配地ように設計されただけあって、山線を楽々登っておったそーぢゃ。
しかし、いかんせんR300やR250という急カーブになると、5個の動輪のうちのいくつかが脱線しておったそーぢゃ。
それは直線になると自然と戻るんぢゃがきかんしゃ自体への衝撃は大きく、誰も乗ろうとはしなかったそーぢゃ.
【矢岳トンネルの話】
矢岳トンネルには広くなってる部分がある。
両側から掘り進んだ結果、貫通地点で約50センチのズレが出たそーな。現代なら、コンクリート注入でも出来るのぢゃが、当時はその分広くしてたそーぢゃ。
列車に乗って通過する時は、窓と壁との距離をじぃ〜っと見るが良い。列車の揺れ以上に離れる地点があるぞ。ちなみに、前方で見ても判らんかったぞ。
トンネルを掘るのに発電所を作った。
【大畑駅と真幸駅の話】
開通当時、大畑駅と真幸駅は無かった。
大畑駅と真幸駅が開業したのは、開通から2年ほど経ってかららしいのぅ。
開拓団が入ってからだそーぢゃ。それまでは、信号所だったそーぢゃ。
【線路の継ぎ目の話】
【山の神第二トンネルの話】
犠牲者を53人出した悲しい出来事の他にこんな話が…
工事で50cmズレていた。
両側から掘った結果、50cm程ズレてしまい、そのまま線路を敷いたので、急なS字カーブになり、制限速度が35km/hであった。
その後、スピードアップの必要性から、S字は緩和されたが制限速度は50km/hとして残っていた。
吉松からの登りや、いさぶろう号では、低速なので判らないが、60km/h以上で駆け降りる便では、足をすくわれるくらいズレている。
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