山線よけまん話

【E10 タンク型機関車の話】

むかーーーしむかし。2年ほど、人吉機関区に配属されておったそーぢゃ。勾配地ように設計されただけあって、山線を楽々登っておったそーぢゃ。
しかし、いかんせんR300やR250という急カーブになると、5個の動輪のうちのいくつかが脱線しておったそーぢゃ。
それは直線になると自然と戻るんぢゃがきかんしゃ自体への衝撃は大きく、誰も乗ろうとはしなかったそーぢゃ.

【矢岳トンネルの話】

矢岳トンネルには広くなってる部分がある。

両側から掘り進んだ結果、貫通地点で約50センチのズレが出たそーな。現代なら、コンクリート注入でも出来るのぢゃが、当時はその分広くしてたそーぢゃ。
列車に乗って通過する時は、窓と壁との距離をじぃ〜っと見るが良い。列車の揺れ以上に離れる地点があるぞ。ちなみに、前方で見ても判らんかったぞ。

トンネルを掘るのに発電所を作った。

25パミールの坂で掘り進むうちに矢岳側は牛馬が溺れ死ぬ位の大量の出水で工事が出来なくなったそーぢゃ。そこで、電動ポンプ7台を用いて排水する事になったそーぢゃ。
じゃが、町にも電気が無い時代、山の中にあるわけがない。そこで、目をつけたのが、真幸側坑口から出る水。それに付近の河川の水を集めて発電してたそーぢゃ。勿論、矢岳側にも作ったそーぢゃが、場所特定に至らず。
現在もトンネル内の出水量は多く、トンネル内には左右と真ん中に排水溝があるぞい。
真幸側坑口に行くと凄い勢いで流れておるぞ。
ど〜でぇもいいですよ〜♪

【大畑駅と真幸駅の話】

開通当時、大畑駅と真幸駅は無かった。

大畑駅と真幸駅が開業したのは、開通から2年ほど経ってかららしいのぅ。
開拓団が入ってからだそーぢゃ。それまでは、信号所だったそーぢゃ。

【線路の継ぎ目の話】

肥薩線には、レールの継ぎ目が同じところにある場合と、左右交互に継いだ場所がある。

全国的にも珍しいと誰かが言ってたからのぅ…
先日、調査したトコロでは、人吉-大畑 1箇所。大畑-矢岳 2箇所。矢岳-真幸 1箇所。 真幸-吉松 2箇所にあるぞい。
乗ってみたら、音を聞いてみると良い。途中で拍子が変わるぞ。
どういう理由なのかを聞いてみたらのぅ…

レールを切る手間を省く為。だそーぢゃ。
カーブの地点で、同時に継ごうとすると、半径に応じて内径のレールの全部を少し切らなければならん。
そこで、あらかじめカーブの部分を半分ずつずらして敷いておき、直線になる部分で切って調節したらしいのぢゃ。

【山の神第二トンネルの話】

犠牲者を53人出した悲しい出来事の他にこんな話が

工事で50cmズレていた。

両側から掘った結果、50cm程ズレてしまい、そのまま線路を敷いたので、急なS字カーブになり、制限速度が35km/hであった。
その後、スピードアップの必要性から、S字は緩和されたが制限速度は50km/hとして残っていた。
吉松からの登りや、いさぶろう号では、低速なので判らないが、60km/h以上で駆け降りる便では、足をすくわれるくらいズレている。

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